1964年、あの日のままに。
純喫茶ヒスイの歴史は、1960年から1963年頃(正確な時期は不明)に創業した「喫茶ヴァン」から始まります。
当時、この場所には平屋の住宅が建っていました。髙木夫妻はその土地を購入し、「住宅を建てるよりも喫茶店を営むのにふさわしい場所ではないか」と考え、平屋を利用して喫茶ヴァンを開業しました。店内は現在とは異なる落ち着いた雰囲気で、当時としては珍しいジュークボックスも設置され、多くのお客様に親しまれていました。
その後、1964年。髙木夫妻は大阪・千日前にあった喫茶店「翡翠」に感銘を受けます。そして、その「翡翠」を建てた設計士と大工に依頼し、喫茶ヴァンの跡地に現在の「純喫茶ヒスイ」を建築しました。
創業当初は「高級喫茶翡翠」として営業を開始し、その後「純喫茶ヒスイ」へと名称を変更。以来、建物とともに受け継がれてきた歴史を守りながら、1964年から変わらぬ場所、空間でお客様をお迎えしています。
内装もほぼ当時のままを維持しており、半世紀以上の時を重ねた空間で昔も今も、これからも、皆さまにささやかながら喫茶を提供できるようつとめてまいります。